THE FIRST TAKEのパフォーマンスは、本当に一発撮りで行われているのでしょうか?
また撮影では加工や補正が行われているのではないかと、疑問を持つ方も多いようです。
今回は、THE FIRST TAKEの撮影方法やピッチ補正の実態、さらに過去にパフォーマンスに失敗したアーティストのエピソードを詳しく解説していきます。
ぜひ最後までお読みください。
ファーストテイクは本当に一発撮りなのか?
音楽業界では、レコーディングの際に撮り直しを行うのが一般的です。
しかし、THE FIRST TAKEでは本当に一発撮りが行われているのでしょうか?
菅田将暉さんの証言
菅田将暉さんは、THE FIRST TAKEで「虹」を歌った際のエピソードをANN「菅田将暉オールナイトニッポン」で明かしました。
菅田将暉さんは一発撮りであることは知っていましたが、実際は2、3回の撮り直しが可能だと考えていたようです。
しかし、撮影は本当に一発撮りで行われたと語っています。
さらに、THE FIRST TAKEが制作した菅田将暉さんの「虹」のプレミアムコンテンツが11月25日に発売されることも発表されました。この映像は『虹』の初回生産限定盤DVDに収録される予定です。
THE FIRST TAKEが
11/25(水)発売 #菅田将暉 「#虹」のプレミアムコンテンツを制作!
YouTube以外のコンテンツ公開は今回が初。この映像は、『虹』初回生産限定盤DVDに収録されます。
ヴォーカル&ピアノの特別アレンジでの一発撮りを披露。#THEFIRSTTAKE pic.twitter.com/03N66AyaCZ
— THE FIRST TAKE (@The_FirstTake) November 2, 2020
岡崎体育さんの証言
岡崎体育さんもテレビ番組「ダウンタウンなう」で、THE FIRST TAKEでのエピソードを語っています。
岡崎体育さんは撮り直しの要望をスタッフに伝えたものの、その要望は受け入れられなかったそうです。
撮り直しを希望した楽曲は「YES」と「エクレア」だったと明かしています。
THE FIRST TAKEでの撮影は、本当に一発撮りで行われていることが、こうした証言からも明らかと言えるでしょう。
ファーストテイクのピッチ補正を解説!
THE FIRST TAKEのパフォーマンスで、ピッチ補正は行われているのでしょうか?
補正の技術的な側面やアーティストに与える影響について詳しく解説していきます。
ピッチ補正はされている
ネット上では「ファーストテイクではピッチ補正が行われている」という意見が大半なようです。
そのため、レコーディング時と同様に、聴き手に快適な音響に調整されていると考えられます。
一発撮りというルールは順守されつつ、ピッチ補正が行われているようです。
この2人をファーストテイクで見れるの最高すぎる pic.twitter.com/GRKYCSefz6
— haru (@w126w3) May 29, 2024
ピッチ補正の程度
現代の音楽業界では、テレビ放送やYouTubeなどほとんどのメディアでピッチ補正が一般的に行われています。
THE FIRST TAKEでもピッチ補正が行われていることは知られています。
しかしアーティストの歌唱力がないから行っていることではありません。
多くの場合、アーティストの歌唱力が高いため、補正は僅かで済んでいると考えられます。
もともとはファーストテイクのマシロちゃんに一目惚れしてKep1erを知ったから、マシロちゃん見つけれてほんとによかった。Kep1erに出会わせてくれてありがとう。 pic.twitter.com/qjmMhwYN6h
— つモ❕ (@1227ml) May 30, 2024
補正をしないアーティスト
一部のアーティストは、ピッチ補正を行わない強い考えを持っています。
例えば、折坂悠太さんのパフォーマンスは補正が実施されていないとされています。
しかし、他のアーティストもすべてのメロディーでピッチ補正されていたわけではなく、一部はそのまま公開されています。
補正の程度はボーカリストの好みやエンジニアによって異なるのが一般的です。
KEYTALK・首藤義勝さんの見解
ロックバンド「KEYTALK」の首藤義勝さんは、2023年8月13日にXで「THE FIRST TAKE」のピッチ補正について言及しました。
首藤さんはピッチ補正を「化粧のようなもの」と表現し、「若い才能を欺く虚偽のエンターテイメントは許せない」と批判しました。
この投稿には賛否両論の反応があり、首藤さん自身も翌朝に「不快にさせた方、申し訳ありません」と謝罪しています。
— 首藤義勝≠千也茶丸 (@yoshikatsushuto) August 12, 2023
ファーストテイクで歌詞間違え?失敗した人はいる?
過去のファーストテイクでは、実際に歌詞を間違えたり、パフォーマンスを失敗したアーティストがいます。
ここでは、それぞれのエピソードとその舞台裏を解説していきます。
岡崎体育さんの歌詞間違い
岡崎体育さんがTHE FIRST TAKEで「なにをやってるもあかんわ」という曲を披露しました。
岡崎体育さんは「もう実際問題あかん」と歌い始めましたが、正しい歌詞は「もう一体全体なんなんだ」でした。
「いきなり歌詞間違えました」と自ら叫んでいるのが印象的です。
Saucy Dogの歌詞間違い
Saucy Dogが「結」という曲を披露しました。
正しい歌詞は「声をかけたのは僕の方から」ですが、「君の方から」と間違えて歌ってしまいました。
その間違いにすぐ気づいた時の「間違えた」という表情がとても魅力的です。
また、最後の部分でも「繋ごう 描こう」と歌うべきところを「描こう 繋ごう」と間違えて歌っていましたが、そのまま公開されました。
KANA-BOONの歌詞間違い
KANA-BOONがTHE FIRST TAKEで「ないものねだり」という曲を披露しました。
ボーカルの谷口鮪さんが自身のツイッターで歌詞の間違いについて発信しています。
動画の最後では、二人が間違っていたことを素直に認め、全員が笑っている様子が何ともホッコリします。
具体的には「タバコみたいに燃えてく」を「燃えてる」と歌っているシーンがあります。
FIRST TAKEで間違えたのってもしかして俺たちだけなのか??みんなすごいな!俺たちもプロなのに!笑
(人生間違うことだってあるよってメッセージだということにします)KANA-BOON(谷口鮪)× ネクライトーキー(もっさ) – ないものねだり / THE FIRST TAKE https://t.co/iPuswDiwlA @YouTubeより
— 鮪 (@kanaboonmaguro) August 19, 2021
nobodyknows+の歌詞間違い
nobodyknows+がTHE FIRST TAKEで「ココロオドル」という楽曲を披露しました。
順調に進んでいたところ、「時間場所など限らず~」の箇所でヤス一番さんが間違って歌ってしまいます。
しかし、その瞬間からメンバー全員が笑顔になり、結果非常に魅力的なパフォーマンスとなっています。
LISAのジャンプ失敗
LISAさんは「Catch the Moment」でTHE FIRST TAKEに出演中、最後にジャンプを試みましたが、うまくいきませんでした。
この失敗については、LISAさん自身がツイッターで公表しています。
実際の動画からは最後に何かを試みたものの、うまくいかなかった様子が確認できます。
その少し照れくさそうな様子がとても魅力的です。
おはよー☀︎花粉でぐしゅぐしゅ😖
昨日公開されましたTFT、ピアノは野間さん、ギターはいくちゃんなんだけど、それぞれ隔離された部屋にいるから、姿が見辛くて最後の曲じめジャンプ失敗してる🦁そんなとこもファーストテイク🦁
LiSA – Catch the Moment / THE FIRST TAKE https://t.co/PzjijYJnSx— LiSA (@LiSA_OLiVE) October 29, 2020
森七菜さんのヘッドホンつけ間違い
森七菜さんがTHE FIRST TAKEで「スマイル」という曲を披露した際、ヘッドホンを左右逆に付けていたことが確認されました。
動画では、他のアーティストとは異なり、森七菜さんのヘッドホンのコードが右から出ていることが確認できます。
一発撮りということで、緊張していたのかもしれませんね。
この出来事は、後日YAHOOニュースにも取り上げられました。
JO1・河野純喜さんのヘッドホンつけ間違い
JO1の河野純喜さんもヘッドホンを左右逆に付けていたことがあります。
河野純喜さんは自身のラジオ番組で、ヘッドホンに左右の違いがあることを知らなかったと話しています。
JO1は視聴者の一般投票によって選ばれたメンバーでデビューしています。
当時河野さんは楽天から内定があったものの、それを辞退してオーディションに参加しました。
ファーストテイクで口パクをした人はいる?
出演したアイドルなどが、口パクをしているのではないかと噂されることがあります。
しかし、ネット上の調査によれば、ファーストテイクで口パクをしている出演者は確認されていません。
ファーストテイクはYouTubeのチャンネルであり、時折若干の音ズレが発生することがありますが、それを後から修正されることがあります。
その修正によって、逆に口パクと感じてしまうこともあるようです。